マカオの新型コロナウイルス対応調整センターは、個人が中国本土からマカオへ自由に移動できる個人訪問スキームが現在、通常通り継続されていることを認めた。
しかし、マカオで新規感染者が1名でも確認された場合、同スキームは再び停止される可能性がある。
この1週間で広州と深センで50名以上の新規感染者が確認されたことを受け、本土政府が同スキームを停止するのではないかという噂がここ数日、ソーシャルメディアで広まっていた。
アウヨン・ウー(歐陽瑜)社会文化長官は月曜日に、「我々の入国政策の遮断基準には2段階がある」と説明。
「中程度のリスクレベルでは、マカオで感染が報告された場合、当該地域に住む人々の市をまたぐ移動が制限される。現地での感染者数が10名を超えれば、同基準により、マカオでのすべての出入りが停止されることになる」。
同氏はまた、マカオに訪問した際の検疫措置を解除するための必須条件が香港ではまだ達成されていないと強調。マカオは以前、同じ特別行政区である香港で、現地の新規感染者が1名も発生しない状態が14日間連続していなければ、検疫措置を解除できないとしていた。