ユニバーサルエンターテインメントは5月13日、2021年12月期第1四半期の決算を発表した。
売上高は146億6,900万円(前年同期比64.0%減)、営業損失40億4,000万円(前年同期は58億7,600万円の営業利益)、経常損失19億6,100万円(同29億1,400万円の経常利益)、純損失52億600万円(同31億2,300万円の純利益)となった。
パチンコやパチスロなどの遊技機事業においては、今四半期の売上高は53億8,300万円(前年同期比78.2%減)、営業損失は15億2,500万円(前年同期 営業利益95億700万円)となった。
今四半期においては、2020年1月に新型コロナの影響により全国11都道府県に2度目の緊急事態宣言が発出されたことを受け、依然として市場供給が鈍化していることを理由に挙げた。
IR(統合型リゾート施設)事業の売上高は89億4,500万円(前年同期比43.1%減)、営業損失は3億8,600万円(前年同期は17億2,100万円の営業損失)となった。また、今四半期におけるIR事業の調整後EBITDAは14億3,900万円(前年同期比 33.6%減)となった。
同社がフィリピンで運営するIR「オカダ・マニラ」の売上高も減少した。「オカダ・マニラ」は新型コロナ感染拡大の影響が軽減されたとして、一部営業を再開していたが、ことし3月、変異株による感染者急増を受け、フィリピン政府がEnhanced Community Quarantine(ECQ)を発令し、3月29日から4月11日まで一時経済活動を停止していた。