MGMリゾーツは、ネバダ州ゲーミング管理委員会から、ラスベガスのリゾートホテルのゲーミングフロアをフル稼働に戻す許可を得た。
これまでの新型コロナウイルス感染防止規制を撤回したことで、レストランやプールなどの他のリゾートエリアを除く、カジノフロアでのフル稼働やソーシャルディスタンスの撤廃が可能となった。
同社によると、今回の撤回は、マンダレイ・ベイ・コンベンションセンター内の従業員向け予防接種クリニックの設置、予防接種を受けた従業員に賞品が当たるチャンスを提供する予防接種インセンティブキャンペーン、地域社会の健康と経済復興に対する予防接種の重要性を強調するために考案された予防接種教育キャンペーンなど、従業員への予防接種の取り組みを理由に認められたもの。
これまでの80%の稼働率制限と3フィートのソーシャルディスタンスの撤廃が適用されるのは、MGMがラスベガス・ストリップで運営する次の9つのリゾート。ベラージオ・リゾート&カジノ、アリア・リゾート&カジノ、MGMグランド・ホテル&カジノ、マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ、パークMGM、ミラージュ・ホテル&カジノ、ニューヨーク・ニューヨーク・ホテル&カジノ、ルクソール・ホテル&カジノ、エクスカリバー・ホテル&カジノ。
「これは、ラスベガスの驚異的な回復における新たな大きな節目であり、コミュニティの完全再開に向けた予防接種の重要性を示すものだ」と、MGMリゾーツのCEO兼社長ビル・ホーンバックル氏。
「当社はできるだけ多くの人にワクチンを接種させ、従業員、ゲスト、コミュニティを守るための健康・安全プロトコルに引き続き油断せずに従っていく。このウイルスを撃退するためには、この極めて重要な作業を継続する必要があり、MGMリゾーツはその完遂に向け、自分たちの役割を果たすことを約束する」。