パチンコホールの全国組織である全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)は、「組合員加盟店舗の実態調査」について最新の調査結果を発表した。2021年3月末時点での全日遊連加盟パチンコホールの営業店舗数は、前月末より111店舗少ない8,063店舗(前年同月比647店舗減)。新規店舗数は前月末より4店舗多い6店舗(前年同月比6店舗増)、廃業店舗数は前月末より74店舗多い127店舗(前年同月比61店舗増)となった。コロナ禍に加え、年度末ということもあり、廃業店舗数の大幅増加という結果に繋がったとみられる。
遊技機の設置台数は、パチンコが前月末より31,568台少ない2,187,288台(前年同月比141,270台減)、パチスロは同じく20,769台少ない1,421,513台(前年同月比84,875台減)、パチンコとパチスロを合わせた総設置台数は3,608,838台(前年同月比226,145台減)となった。
1995年(1万8,244店舗)を境に年々減少しているパチンコホールではあるが、特に新型コロナ感染拡大以降の閉店は中小企業だけにとどまらず、業界大手企業にも及んでおり、繁華街の駅前店などでの閉店も相次いでいる。