マカオ政府観光局(以下MGTO)はマカオへの訪問客数が先週の4月16日金曜日に3万4,252人に達したと明らかにした。これは、新型コロナ影響後、最多人数となる。
この数値は、3月26日金曜日に3万2,647人を記録した訪問数を更新し、2021年4月9日〜15日までの週に1日平均2万7,404人、計19万1,828人が訪れたこととなり、特別行政区への入境者数の増加傾向が浮き彫りとなった。これは、最近の春節のゴールデンウィークの1日平均1万2,947よりも111.7%高かった。
MGTOは、ホテル施設の平均稼働率も4月9日〜15日までの間で61.0%となり、春節ゴールデンウィーク時の48.3%の稼働率と比較して12.7ポイント上昇したと伝えた。
またMGTOは、以下のように述べた。「この数値は、近ごろの訪問客数の確実な増加傾向を示している。本土とマカオのウイルス感染状況は安定しており、MGTOは、本土市場に合わせたオンラインおよびオフラインの一連プロモーションを展開するために、本土の住民に対しマカオへの入境許可証の発行再開により生じた絶好の機会と考えており、マカオを健全で安全かつ品位ある観光先として引き続き脚光を浴びさせ、訪問者数の段階的な回復と観光産業の着実な回復を刺激するよう努めている。」
4月1日のマカオのゲーミング監察協調局の統計によると、3月の月間ゲーミング粗収益が2020年1月以来最高を記録し、GGRは83.1億パタカ(約1,128億3千万円)となった。