日本モーターボート競走会は2020年(令和2年)度の売り上げ、利用者を発表している。それによると売り上げは2兆951億4217万8000円で対前年度比35・7%の増加。額にして一気に5000億円以上の売り上げアップだった。利用者は、のべ3億7821万6508人でこちらは8・2%増だった。
ボートレースで年度の売り上げが2兆円を突破したのは1992年(平成4年)度の2兆826億5314万3300円)以来、実に28年ぶりの大台突破となった。
過去最高は1991年(平成3年)度の2兆2137億4629万900円で、それに迫る売り上げとなった。関係者は好調の原因として「コロナ禍でのインターネット投票の普及」と「パチンコ・パチスロ業界からの流入」を挙げており、新年度も好スタートを切っている。
なお、2020年の中央競馬の売り上げは2兆9000億円で対前年比3・5%増。あらためて日本人のギャンブル熱の高さを印象づけている。