マカオは3月にようやく回復の勢いを取り戻した。ゲーミング監察協調局が発表したゲーミング粗収益(以下GGR)は、83億1,000万パタカ(約1,150億円)で、昨年1月に新型コロナウイルスの感染拡大が開始して以来、最高月額を記録。
3月のGGRは、前年同月比58.0%増となったが、何より重要なのは、消費者信頼感の高まりにより中国本土からの訪問者が増加したことで、73億1,000万パタカ(約1,010億円)となった2月と比べて13.6%増となったことである。
マカオは先週3月26日(金)に、1日の訪問者数が過去1年以上で最高となる32,647人を記録。また、3月20日(土)から26日(金)までの1週間の訪問者数も189,843人と、過去最高を記録した。
マカオの2021年1から3月の合計GGRは、前年同期比22.5%減の236億4,000万パタカ(約3,270億円)となった。
マカオの2020年総GGRは、前年比79.3%減の604億4,000万パタカ(約8,350億円)となっている。