マカオ政府観光局は、パンデミックの発生以降、マカオへの単日及び単週の旅客数が最多を記録したと先週明らかにし、マカオの新型コロナからの回復は新たな高みへ向かっている。
週末にマカオ政府観光局(MGTO)が発表した数字によると、直近1週間(3月20日土曜~26日金曜)の旅客数は1日平均27,120人で189,843人に達し、最近の春節(旧正月)から109.5%増、2021年2月の日平均から77.8%の増加となった。
その週の3月20日土曜日に14カ月で最多旅客数となる32,016人から始まり、26日金曜日には32,647人と新記録を更新した。
MGTOは、以下のように述べている。「この数字が最近の旅客数の着実な復調傾向を示す一方で、地方の観光名所ではより多くの旅客者の人出の流れが見てとれる。
本土とマカオでは新型コロナウィルス感染状況が安定してきているため、本土の住民に対するマカオへの入境許可証の発行再開後、すべての本土からの旅客者はマカオでの検疫を免除されている。
上記の状況を踏まえ、MGTOは徐々にマカオへの旅客者数を取り戻し、観光産業を着実に回復させることを目指して、本土市場向けに調整された一連のオンラインおよびオフラインプロモーションを展開し、マカオを健全で安全かつ品位ある観光先として引き続き脚光を浴びさせる機会を得ている。」
マカオのゲーミング監察協調局(DICJ)は、来たる4月1日木曜日に3月の同市のGGR数値を発表する予定である。2月のGGRは、1月の数値と比較して8.9%減少して73.1億パタカ(約1,001億円)となったが、1日あたりの収益ベースでは1%増加した。