マカオ政府は新型コロナのパンデミック後、外国人に特別行政区への入境を、特定の要件を満たすことを条件に初めて許可する見通しである。
火曜日深夜に発出した行政長官令2021年第43号によれば、外国人は、マカオ特別行政区で中華人民共和国外務省長官室発行の中国本土のビザを所持している場合に限り、中国本土経由でマカオへの入境を許可される見通しである。
彼らはビザの有効期間内にマカオに戻らなければならないこと、また、マカオ入境前の21日間は中国本土またはマカオでの滞在が条件となる。
この新しい行政長官令が発行する前は、マカオへの入国を許可された外国人は、疾病予防や治療、緊急救助などなど公益に仕える者、マカオ居住者の子供または配偶者、登録された非居住労働者、地元の教育機関に在籍する学生、またはその他のビジネス上または学術上の理由で活動する者のみであった。
昨年8月には、中国本土からの訪問客向けに個人訪問スキームが再開されており、今回、外国人の入境を認めることは、通常営業へと戻る道のりにおいて、小さいながらも重要な一歩を意味する。マカオは、中国本土からの訪問客の動きを促進するために、IVSの電子ビザの返還を引き続き求めつつ、当局は今月初め、SARのカジノに入る者全員に課していた新型コロナウィルス感染症の検査結果の陰性であるべきという要件を削除している。