米カジノ事業者のウィン・リゾーツは、普通株の引受公募から最大7億2,500万米ドル(約763億6,090万円)の調達を予定していると話す。
月曜発表された今回の公募は、普通株550万株で構成されているが、引受人にはさらに最大で82万5千株を購入する30日間のオプションも与えている。
ウィンは、「一般企業目的」に使用される予定の今回の公募から正味で6億3,060万米ドル、または引受人がそのオプションを全て行使した場合には最大で7億2,520万米ドル調達すると予想していると述べた。その予想は、2021年2月5日時点の1株当たり116.99米ドルというウィン株の終値を基にしている。
直近の資金調達計画発表前の先週、同社は20年第4四半期に営業収益が58.5%減少したことで2億6,950万米ドルの純損失を出したことを報告していた。ウィンのマカオの施設は7,430万米ドルの営業損失を報告したものの、EBITDAについては、20年第3四半期の1億1,210万米ドルのマイナスから3.940万米ドルのプラスに回復していた。