12月にマカオを訪れた人の数は659,407人だった。11月比では3.6%の増加ではあるものの、2019年12月の値からは78.6%減となる。マカオ政府統計調査局(DSEC)が公表した。
訪マカオ旅客数が前月比で増加したのは12月で7カ月連続。6月に過去最低の22,556人に落ち込んだ。ただし、増加率は11月の9.3%、そして10月の29.6%と比べて鈍化している。
この月、マカオに到着した659,407人のうちの390,300人が少なくとも1泊し、269,107人は日帰り客だった。平均滞在期間は2019年12月と比べて0.3日延びて1.5日となった。
12月の中国本土からの旅客数は前年比71.0%減の606,884人となり、そのうちの261,297人が8月に個人訪問スキーム(IVS)が再開されたことを受けて、同制度を利用した。
2020年全体では、旅客数は前年比85.0%&減の5,896,848人。
その中で中国本土からの旅客は4,754,239人。これは前年比83.0%減を意味しており、そのうちの1,865,152人がIVSを利用した。香港からの旅客(843,165人)と台湾(104,124)からの旅客は、それぞれ前年比で88.5%と90.2%の減少となった。
2020年の旅客の大部分にあたる5,033,614人、または85.4%が陸路を利用し、空路を利用した人はたった436,936人、そして海路は426,298人だった。