ハードロック・インターナショナルが、ロンドンへとリーチを広げている。ザ リッツ クラブからカジノの設置場所に関するライセンス(casino premise license)を取得したことを発表した。
最近、世界のゲーミングポートフォリオに新たな追加があったことを明かす中で、ハードロックは、ロンドンでの新たなカジノ設置場所を探し、設置する予定だと述べた。ザ リッツ クラブは新型コロナの制限によって2020年3月に初めて休業した後、6月に今後営業再開の予定がないことを明かしていた。
ハードロック・インターナショナルのジム・アレン会長は、「ロンドンの中で当社のブランドサービスを広げ、受賞歴のある当社のホスピタリティ、ゲーミングおよびエンターテイメントを、ハードロック誕生の地へと持ち込むのを楽しみにしている」とコメントした。
ハードロックは、日本でのIRライセンス獲得を目指す少数の米カジノ事業者の1社で、以前は北海道に力を集中させていた。北海道が2019年11月にIRレースからの撤退を発表した後も、同社は他の候補地の可能性を排除せずに、ライセンス獲得を目指していると見られている。