ゲンティン・マレーシアの旗艦統合型リゾート、リゾーツ ワールド ゲンティン(RWG)が、ゲンティン・ハイランドの社員食堂で働く複数の従業員が新型コロナ陽性の検査結果を受け取ったことを明かしている。
同社が木曜に出した声明によると、陽性者は、定期的に行なっている衛生・安全スクリーニング検査の中で判明し、感染が確認された従業員は直ちに隔離された。今回の感染者数の具体的な数については明かされなかった。
RWGは、現在接触者の追跡を行っているところだと述べ、「予防的措置として、これら社員食堂を利用した一部の従業員に対して、一定期間別の場所に滞在するよう要請した。その間、当社は保健省に報告を行い、今後当局と緊密に連携してこれに対処していく」と述べた。
RWGは11月、警備部門の従業員が新型コロナ陽性の検査結果を受けたことを報告していたものの、この人気観光リゾートで感染が確認された人の数はごく少数に留まっていた。
木曜の声明の中で、RWGは今後も営業を続ける予定で、問題の社員食堂については徹底消毒・除菌が行われたと述べ、「これらの食堂は一般の人には解放されていない。我々は、リゾーツ ワールド ゲンティンにいる全員にとっての安全かつ衛生的な環境を保証するために、SOP(Standard Operating Procedure:標準作業手順)が確実に実施され、継続的に見直され、そして強化されていくこことを約束する」と述べた。