ウィン・リゾーツが、CEOのマット・マドックス氏、CFOのクレッグ・ビリングス氏そして法務部門エグゼクティブバイスプレジデント兼秘書役のエレン・ホイットモア氏の雇用契約を一時的に改定し、今後3カ月間の3人の報酬を2割削減することを発表した。
短期的な報酬削減の理由は明かされなかった。
報告書の中で、ウィンは今回の削減の適用期間は2021年最初の3カ月間だと述べ、それによってマドックス氏の2021年の年間基本報酬額は190万米ドル(約1億9,543万円)に減少する。マドックス氏は2018年、基本報酬と目標達成ボーナス報酬の両方を含む1,710万米ドルを受け取っており、ボーナス支払いに今後影響が出るかは不明。
ビリングス氏は基本報酬が114万米ドルに、ホイットモア氏は66万5,000米ドルに削減される。
2021年の年間基本報酬は2021年4月に100%の水準に戻る予定。
ウィン・リゾーツは2020年7-9月期にグループ全体の収益が77.5%減の3億7,050万米ドルに落ち込んだことで、7億5,810万米ドルの純損失を報告した。