韓国で外国人専用カジノを運営するグランド・コリア・レジャー(GKL)が、2020年7-9月期にカジノ売上が前月比49.4%増の347億6,000万ウォン(約32.8億円)となったことを報告した。20年第2四半期のカジノ売上は232億6,000万ウォン(約22億円)だった。
今回の改善に至る前、GKLがセブンラックブランドの下で運営するソウルのカジノ2軒そして釜山の1軒は4月を通じて休業し、最終的に5月6日に再開したものの、海外からの旅行客がいなかったことと現地駐在員への依存によって、流動的な結果を示していた。
20年第3四半期のカジノ売上は、前年比でみると73.9%減。
同四半期の売上が大きく改善した一方で、純利益は291億5,000万ウォン(約27.5億円)へとわずかに減少、親会社の株主に帰属する利益はたった3.3%増の227億8,000万ウォン(約21.5億円)となった。
2020年1月からの9カ月間の損益は、316億2,000万ウォン(約29.8億円)の損失で、カジノ売上は52.9%減の1,695億8,000万ウォン(約160億円)だった。