韓国で唯一国民がプレイできるカジノ、江原ランドが、保健福祉部がソーシャルディスタンス措置を緩和したことを受けて、50日間で初めて営業を再開した。
月曜に発表された企業新着情報によると、月曜朝10時時点で最大750人が一度に江原ランドのマスゲーミングフロアを利用でき、さらに68人がVIPゲーミング施設を利用できることになっている。同社は、全てのゲストに着席が義務付けられ、マスク着用が必須だと述べた。
限定的なカジノ営業の再開となる前、江原ランドは全国的に新型コロナウイルス感染者数が増加した結果、8月23日から今年2度目の休業を余儀なくされていた。
江原ランドは今年2月23日に最初にカジノ営業を停止し、その後5月8日にVIPゲスト向けに、そしてメインのゲーミングフロアのプレイヤー向けに7月20日に営業を再開していた。
同社は最近、2度目の休業期間中の予想売上喪失額が627億ウォン(約58億円)にのぼることを明かしていた。
韓国の感染拡大第2波が8月26日にピークを迎え、新規感染者数が441人に達した後、1日当たりの感染数は10月初めには100人を下回ったが、火曜韓国疾病管理本部は、過去24時間に新規感染が確認された人の数はここ1カ月で最も多い102人にのぼったことを報告した。