今年10月の大型連休中にマカオ入りした訪問者数はたった139,280人だった。新型コロナウイルスがマカオのゲーミング事業者を継続して悩ませる中、前年比85.7%の減少となった。
中国当局が8月23日に中国本土全域を対象に個人訪問スキームを復活させたにもかかわらず、訪問客数は、例年なら繁忙期となる休暇期間中ずっと伸び悩み、土曜の22,116人がピークとなった。
それに対して、昨年の7日間の大型連休中にマカオに到着した人の数は合計980,000人で、2018年の水準からは11.5%の増加を示していた。
今年の大型連休の最終日にあたる水曜に到着した人の数は19,115人で、前年比では75.3%の減少となった。治安警察局が公表した数字によると、マカオをおとずれた本土からの中国人の数は83.6%減の129,967人だった。
今年の休暇期間中の訪問者139,280人のうちの97,126人が拱北口岸経由、4,190人がフェリー、そして7,149人が空路でマカオ入りした。
Inside Asian Gamingが以前伝えた通り、アナリストたちは10月にはGGRの減少率がおよそ70%になると予想しており、訪問客数が今月半ばから有意義な回復を見せ始めることを期待している。