自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官はテレビ神奈川の番組に出演した際にIR整備について、「IR(統合型リゾート施設)は観光政策を進める上で必要不可欠と考えている」と語り、インバウンド政策やIR整備を引き続き推進する考えを強調した。
菅氏は「カジノだけに目が行きがちだが、家族とともに過ごせる施設やホテル、国際会議の際に家族で来て宿泊して楽しめるなど、政府としてIRは進めていこうと思っている」と述べた。
また5日には、立候補表明後初めて地元横浜市に戻り、集まった党員の前で「新型コロナウイルスの感染拡大を絶対に阻止し、国民の命と暮らし、健康を守り社会経済活動と両立させることができる社会を作り期待に応えたい」と述べた。
現在、総裁選に立候補しているのは3名で、残り2人は岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長。菅官房長官が他2名をリードしているというのが大方の予想。