新型コロナウイルス感染症拡大を防止するためにゲーミング事業の休止が続いている影響を受けて、ブルームベリー・リゾーツは第2四半期純収入が9億4,090万比ペソ(約20億5,570万円)と報告し、前年同期に比べて92%減少した。
この業績には、マニラのエンターテインメント・シティにあるソレアリゾート&カジノのGGRの95%減と韓国にあるチェジュ サンのゲーミング利益がないことを含む。
Inside Asian Gamingの取材によると、公式にはマニラのカジノが3月15日から休業になっている一方、フィリピンのゲーミング規制当局、PAGCORが限定的にカジノ事業の一部を運営する許可を与えた。
7月にPAGCORがIAGに「一般的なコミュニティ隔離措置(General Community Quarantine:GCQ)」に緩和する宣言を予想して「ゲーミング機械やデジタルアプリケーション(古い物と新しい物)、他の運営システムがテストされている」と述べた。
木曜日にソレアが「この最低限の運営は社員と招待された客だけを含み、新しい生活となる健康維持と安全対策を調整する機会になった。ソレアは現在一般客に公開していない」と話した。
その最低限の運営のおかげで、ソレアの2020年第2四半期GGRは6億8,660万比ペソとなった。その内訳はVIPが1億2,170万比ペソ、マステーブル部門が3億370万比ペソ、電機ゲーミングが2億6,110万比ペソ。
ブルームベリーは前年同期の50億比ペソと25億比ペソの純利に対して、2020年第2四半期のEBITDAがマイナス20億比ペソで、47億比ペソの純損を報告した。
ブルームベリー会長兼CEOエンリケ・ラソン・ジュニア氏は「ブルームベリーもコロナ禍による世界観光業とゲーミングエンターテイメント業への影響を受けざるを得ない。この厳しい時期の最優先はウイルスの影響を切り抜けて、従業員とお客様の健康と安全を維持すること。
どのようなペースで事業が回復するかは未定だが、主要な投資計画であるソレア・ノースの開発を進める。ソレア・ノースの開発は有意の上昇と同じタイミングになると思っている。この危機からは、以前よりも強い会社として浮かび上がりたい」。