新型コロナウイルスの影響で2021年夏に延期された東京オリンピックに関し、17日に国際オリンピック委員会(IOC)総会がスイス・ローザンヌで開催され、大会組織委員会は延期後の新たな競技日程を発表した。基本的に延期前の日程を曜日を合わせてそのまま引き継ぎ、来年7月23日から17日間開催される。過去最多となる33競技、339種目に変更はない。主要メディア群が報じた。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、「(新型コロナウイルス感染リスクを踏まえ)安全に大会を開くために複数のシナリオを検討している」としたが、「無観客は、我々が望む形とは明らかに違う」と述べているという。
オリンピックが普段通り開催されれば世界中からの観客や選手が「密」になるのは避けられない。今後の大規模な大会などの開催には、ワクチンや特効薬などの早期開発と安定供給が求められている。