サミット・アセント・ホールディングスに対して、今日からロシアのカジノ、ティグレ デ クリスタルの営業を再開する許可が沿海地方知事によって与えられた。
水曜の報告書によると、今回の再開によって、ゲーミングおよび飲食施設の従業員が職場復帰するでなく、ティグレ デ クリスタルでのアップグレード工事の継続も可能となる。完成すれば、今回のアップグレードによって、全く新しいサンシティVIPルーム、本格韓国料理や中華料理が楽しめるレストラン、さらに30のホテル客室が追加される。
サンシティグループは、2019年にサミット・アセントの24.74%の株式を取得したことで、単一の最大株主となっており、現在はその持株を約70%にまで増加させている段階にある。
ティグレ デ クリスタルの再開にあたって、新型コロナウイルス感染症の拡大を阻止するための様々な衛生・安全対策が取られる予定で、その中には全従業員およびゲストへのマスク着用義務、入り口での体温チェック、ゲーミングフロアでの社会的距離の確保、そしてレストランやバーでの座席数の上限設定などが含まれる。
ティグレ デ クリスタルは3月28日から休業していた。
サミット・アセントは、「国境がまだ完全に開かれていないために、当グループは継続して以前からの強みである国内市場に焦点を当てていく。
新型コロナの拡大が始まって以来、当グループは、未使用の有給休暇の消費、無給休暇、出張費削減、および下請け業者との契約の再交渉など厳しい費用管理策を打ち出してきた。
当グループは、責任ある企業市民でありつづけており、ロシア政府による地域雇用を維持せよという求めを支えるために最善を尽くしてきた。今日時点で、当グループはこの新型コロナ禍に1人の従業員も解雇していない」と述べた。