東京高等検察庁は、緊急事態宣言の中、賭けマージャンをした問題で刑事告発されていた黒川弘務前検事長を不起訴処分(起訴猶予)とした。
Inside Asian Gamingが以前伝えた通り、黒川前検事長は緊急事態宣言中に違法である賭けマージャンをしたことが発覚し、最近辞表を提出していた。同氏は5月1日に複数の仲間と賭けマージャンをするために、産経新聞記者の自宅を訪れたことが報道された。朝日新聞の社員もその場にいた。
また、その後自宅に帰る際に乗ったハイヤーの代金を産経新聞が支払ったことで、収賄容疑もかけられていた。
時事通信によると、63歳の黒川氏は賭けマージャンを認めたものの、東京高検は賭け金が少額であったことを考慮して不起訴処分とした。東京高検は「マージャンは風営法で認められた遊戯で、前検事長は旧知の仲間うちで娯楽として行なっていた」と付け加えた。