新宿歌舞伎町(東京都)のインターネットカジノ店が摘発され、経営者の男や客ら7人が警視庁に逮捕された。店は緊急事態宣言中も24時間営業していた。
常習賭博などの疑いで現行犯逮捕されたのは、新宿・歌舞伎町のインターネットカジノ店「グーグル」の経営者や客ら7人。逮捕容疑は8日、店内のパソコンで海外のオンラインカジノサイトを利用し、男性客3人に賭博をさせた疑い。いずれも容疑を認めている。
同店は今年5月から緊急事態宣言中も毎日24時間営業していた。店から見つかった会員カードから800人ほどの会員がおり、約2カ月間でおよそ1億5,000万円を売り上げていたとみられている。
ここ最近、全国的に違法カジノの摘発が相次いでいる。違法カジノのほとんどは緊急事態宣言下においても、密閉・密集・密接のいわゆる「三密」状態で営業しており、新型コロナウイルスの感染拡大の面でも非常に懸念されている。また暴力団の資金源になっている場合も多く、警察は慎重に捜査を進めている。