米部族カジノ事業者、モヒガン・ゲーミング&エンターテインメントのCEOは、韓国に開発中の統合型リゾート、インスパイアが2022年の開業に向けて現在も順調に進んでいると話す。
週末のcasino.orgとのインタビューの中で、マリオ・コントメルコスCEOは、新型コロナウイルスの流行を受けて、世界進出がモヒガンにとってこれまで以上に重要になっており、現在ソウル近郊の仁川に開発中のインスパイアが今後2年以内の北米外での初事業になるという予定は変わっていないと述べた。
コントメルコスCEOは、「新型コロナウイルスが、色んな意味で大きく視点を変化させている。しかし、我々のビジネスのやり方への決意も強めてくれている。私の主な仕事は、ここにいる次世代の部族メンバー、そしてその次の世代を養うことだ。以前から常に非常に長期重視のアプローチを取っている。
今回のパンデミックは、世界の舞台への多様化がそれら世代のために戦うための能力にとって重要であることを示している。だからインスパイアと呼ばれる韓国でのプロジェクトは2022年開業に向けて現在も順調に進んでいる。
現在ラスベガスで建設中の施設があり、今年中のオープンにむけて順調に進んでいる。最終要請手続きを行っているところだ。また今後数か月の間にギリシャのアテネでもプロジェクトを開始する。
だから、現在のビジネスの状況について非常に、非常に楽しみにしている。長期的な視点から見ると、地理的な多様性によって我々はこれまで以上にこの種の事に耐えられるようになる」と述べた。
インスパイア・コリアの16億米ドルの第1フェーズ開発は、2022年6月にオープンする予定で、仁川空港近くの170万㎡の土地にゲーミングテーブル150台、電子ゲーミング機700台、1万5千人収容のアリーナ、プールや乗り物のある空調完備の屋内ドーム、飲食・小売店、1万9千平米の会議スペース、1,250室の客室を持つ施設が作られる。