長崎県は2日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致について、事業者の公募を今月末にも開始する方針を明らかにした。長崎新聞が報じた。
県議会観光振興・交通対策特別委員会で、県の担当者は、「県はこれまで事業者の公募時期について『今夏ごろ』としていたが、7月末にも事業者の公募の手続きに着手しないと間に合わない」として、募集要項の策定を急ぐ考えを示した。公募の受付期間は8月末ごろまでを想定。その後、事業者から書類の提出や審査委員会を経て「来年2月までには事業者を選定したい」と述べた。
長崎IRには、オシドリインターナショナル、カジノ・オーストリア・インターナショナル、CURRENTの3者が参入の意向を示している。