横浜市は6月30日、市議会常任委員会の中で、市が誘致を目指すIR(統合型リゾート施設)に関して、コンセプトを示した「横浜IRの方向性」の修正案を公表した。パブリックコメントなどを踏まえ、感染症などに対する危機管理計画を定めることなどを追加した。政府による基本方針の策定が遅れていることを受け、横浜市による「実施方針」やIR事業者の募集要項の草案公表は見送った。日本経済新聞が報じた。
現状、2021年1月〜7月となっている政府への申請期間に変更が無いため、市の実施方針は予定通り8月に公表する予定。横浜が「アジアを代表するMICE都市」を目指すことや、カジノにドレスコードを設けることなども盛り込んだ。カジノにドレスコードを設けるとした方針は国内では珍しく、これに対する事業者側の反応も注目される。
平原敏英副市長は「IRが横浜に良い事業となるようにする」と述べた。
しかし、以前Inside Asian Gamingで報告したように、