オーストラリアで新型コロナウイルスによる制限の緩和が進む中、スター・エンターテインメント・グループは、旗艦施設であるザ スター シドニーを再開し、今週金曜にはクイーンズランド州にある2つのカジノも同様に営業を再開する。
6月1日に限定数の招待されたロイヤリティクラブ会員に向けてすでに営業を再開していたザ スター シドニーは、床面積4㎡あたり1人というニューサウスウェールズ州政府の条件を基に、一度にメインゲーミングフロアに入れる人の数を最大5,000人に制限しながら、水曜、その営業再開の範囲を拡大した。ゲーミングテーブルと電子ゲーミング機(EGM)に関しては、客と客の間に最低1.5メートルの間隔を儲ける条件で、全台の稼働が認められている。
ザ スター シドニーは、金曜拡張されたアップグレード後のVIPルーム「SOVEREIGN」も初公開する予定で、そのパワーアップしたプライベートゲーミングスペースの公式オープンは8月に予定されている。
クイーンズランド州では、ザ スター ゴールドコーストとトレジャリー ブリズベンの両方が今週金曜の7月3日正午から再開する予定で、それぞれ人数上限を2,600人と2,300人に設定している。
スター・エンターテインメント・グループのマット・べキアー代表取締役兼CEOは、「当社がこの施設再開という次の段階に入る中で、お客様とスタッフの健康と幸せが最優先する。
2020年6月のザ スター シドニー再開を管理する中での保守的なアプローチが、当社の営業・安全手順にさらなる自信を与えてくれる。この次の段階によって、我々はさらに約3,000人の従業員、そして会員やゲストなど多くの人を安全かつ楽しい環境へと再び迎えることができる」と述べた。