香港がマカオおよび中国本土からの旅客を対象にした14日間の強制隔離を8月7日まで延長した。
しかしながら政府は、マカオおよび広東省当局と、新型コロナウイルス検査結果の相互承認およびその後の特定の旅客への免除措置に関して協力を続けていくと付け加えた。香港の隔離措置は7月7日に終了することになっていた。
香港政府は火曜、「感染症流行の状況次第で、広東省-香港、または香港-マカオ間を行き来することが絶対に必要な人々のために、特定の定員数内で3つの場所の人々の越境移動への制限の緩和を検討する」と述べた。林鄭月娥行政長官は、そういった調整の詳細は、早ければ今週にも発表されると付け加えた。
隔離措置の延長がマカオのゲーミング・観光事業にとっての打撃である一方で、JPモルガンのアナリスト、DS・キム氏、デレク・チョイ氏、ジェレミー・アン氏は入境管理の免除がなおもマカオ-広東省間で実施される可能性があると指摘した。
アナリストたちは、レポートの中で、「全ての目がマカオ-広東省間の入境口再開のペースと規模に向けられるべきであり(広東省は昨年の訪マカオ中国人旅客の46%を占めていた)、これはより広い規模で起こる可能性がある(新型コロナウイルス陰性の検査結果を持つレジャー客を含むなど)。しかし、まだ先行きは不透明だ。
マカオの賀一成行政長官が先週、7月には『良い知らせ』があることを期待すると述べていたために、近く少し明確になることを願っている」と述べた。