ナガコープがクレディ・スイス、モルガン・スタンレー、UBSと契約を交わし、2024年満期・利率7.95%のシニア債3.5億米ドル(約373.54億円)を発行する。
木曜の報告書によると、社債発行からの純収入は3億3,688万米ドルになる予定で、2021年満期の発行済み社債の一部または全ての途中償還、そして新型コロナウイルスのパンデミックの間の一般事業目的に使用される。
カンボジアの首都プノンペンにある同社の主要資産、ナガワールドは4月1日から営業を停止している。
Inside Asian Gamingが今週に入って伝えた通り、ナガワールドが最初に社債発行を提案した際、同社の創業者で支配株主権CEOのチェン・リップ・キョン博士が、100%を所有するチェンリップキョン・キャピタル社を通じて債券の元本金額で4,500万米ドルを引き受けた。チェン博士はナガコープの66%の株式を保有している。
香港に上場するナガコープは現在、ナガ3の開発を行なっており、その35億米ドルをかけたナガワールドの拡張は、およそ5千室のホテル客室、追加のゲーミング施設、小売店、レストラン、テーマパーク、スパおよび会議スペースで構成されることになっている。追加のゲーミングスペースには、最大でさらに800台のゲーミングテーブルと2,500台の電子ゲーミング機が設置される予定。