フィリピンのゲーミング規制機関、PAGCORはInside Asian Gamingに対して、5月初めに新型コロナウイルス感染症による制限が緩和されて以降、11社のPOGOが営業再開許可を与えられていると明かした。
フィリピン内国歳入省(BIR)は、PAGCORが許可を出してから3週間後の5月22日、延滞税が全額支払われていない状況が広がっているために、営業を許可されている認可POGOは一社もないことを明かしていた。BIRはまた、その間営業していることが判明したPOGOは直ちに閉鎖されるとも警告した。
しかしながら、IAGからの問い合わせに対してPAGCORは週末、11社の認可POGOが、BIRからそれぞれ許可証を手に入れており、その後PAGCORが営業再開権(Auority to Resume Operations:ARO)を与えたことを明かした。
同規制機関は、「監視・執行部門による必要な職場検査を実施およびPAGCORへのあらゆる滞納金の支払いを行うまでの間に、すでにBIR許可証を提出し、AROの発行を待っている認可POGOも2社ある。残りはまだ、その納税義務を解決している段階だ」と述べた。
現在フィリピンには60の認可PORO事業者があり、その下に218のサービスプロバイダーが登録されているが、その大半がまだ合法的に営業することはできない。