メルコリゾーツ&エンターテインメントは、高い人気を誇る常設ショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」を2021年1月まで一時的に休止することを発表した。
2010年9月にシティー オブ ドリームス マカオに初めて登場してから約10年、メルコは、「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」が中国旧正月に間に合うよう戻ってくるまでのその休み延長期間中に「再構築」される予定だと述べた。同社は、過去10年間で600万人以上が観覧した同ショーへの投資を続けることを約束した。
メルコのマカオリゾート最高執行責任者、デイビッド・シスク氏は「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターの大きな成功を通じてフランコ・ドラゴーヌ氏とのコラボレーションが花開いたことを誇りに思う。
このショーは、新たなエネルギーと興奮を届けるために再構築され、マカオで必見のパフォーマンスというそのポジションを強化する。メルコの地元の人々へのコミットメントの印として、再構築された新しいショーは、地元の才能の継続的な開発からも恩恵を得るだろう」と述べた。
新型コロナウイルスによる入境制限によって、かなりの数のキャストが1桁、2桁台の観客に向かってパフォーマンスしていることを考えると、「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」の一時休止の決定は大きな驚きとは受け止められていない。
Inside Asian Gamingが得た情報によると、フランコ・ドラゴーヌ氏は、休止期間中に大きく関与する予定で、メルコはパンデミックによって得たこの機会を利用して、徹底的にショーを改良し、当初演出された時にはなかった新しい技術を導入する。
ショーの休止期間が延長されなければならないのは残念ではあるが、現在の状況の中で他の活動方針を取ることは無責任だろう。
我々はメルコが、この機会を再開発とリニューアルに利用することで、このマイナスの状況をプラスに変えていることに拍手を送る。結局のところ、毎晩満員の会場に向けて上演している時にはこのような機会は得られない。マカオで長期的な成功を証明してきた唯一のショー、「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」では特にそうだと言える。