シティー オブ ドリームス(CoD)マニラは、全スタッフのための新型コロナウイルス検査体制を整え、施設内に従業員用の宿泊場所を用意し、全ゲーミングテーブルの一台当たりのプレイヤー数をたった3人に制限するなど、ゲーミングフロアの構成を変えることで、「ソフトオープン」のための準備を開始したと話す。
木曜の詳細な発表の中で、メルコリゾーツ&エンターテインメント(フィリピン)が所有・運営するCoDマニラは、すでに職場復帰するスタッフ全員のための新型コロナ無料検査体制を整え、再開に向けて現在フィリピン政府からの承認を待っていると述べた。
CoDマニラは、スタッフはすでに現場に入り、接客またはゲーミング業務にあたる従業員は医療従事者による新型コロナ簡易抗体検査を受ける予定で、施設内には保健省の基準に準じた検査ブースおよび設備が複数設置されていると述べた。検査をパスしたスタッフは、直ちに現場および近隣の宿泊施設に滞在する予定で、近隣ホテルにいる人には無料のシャトルバスサービスが提供される。追加検査が必要な人は、隔離された状態で結果を待つことになる。
CoDマニラの最高執行責任者、ケビン・ベニング氏は、「会社の仲間たちが健康で安心できることこそが、我々が最優先するものであり、特にこのような不安定な時にはそれが重要になる」と述べた。
同施設はまた、体温スクリーニング、消毒マット、スタッフ及びゲストのマスク着用義務付け、そして全ての出入口および人が集まるエリアでの手指消毒剤の設置といった、厳格な新しい衛生・安全対策も実施する。
ゲーミングテーブル1台につき、プレイできる人数は最大3人で、スロットマシンはすでに最低1メートルの間隔を開けるよう最設置されている。全てのレストランは最大5割の能力で営業するとCoDは述べた。
ベニング氏は、「当社は、PAGCOR、保健省およびパラニャーケ市衛生局と緊密に連絡を取り合い、衛生基準と政府のガイドラインに完璧に従うよう務めており、いつでも可能な限り基本要件よりも厳しい対策を行うなどして、シティー オブ ドリームス マニラのゲスト及び従業員の健康と安心のための安全な環境を保証していく」と述べた。
CoDマニラは3月15日から休業している。