東京高等検察庁の黒川弘務検事長が、国内で緊急事態が宣言される中、違法賭けマージャンをした疑いがあると報じられたことを受けて、与党自民党と連立パートナーの公明党は検事長の辞任を要求した。
週刊文春の報道によると、黒川検事長は5月1日、産経新聞記者の自宅を訪れ、そこで複数の仲間と賭けマージャンをした。朝日新聞の記者もその場にいたと記事は伝えている。
それに対して、公明党の石田祝稔政調会長は今週、「事実であれば、職務を続けられる話ではない」と批判した。
時事通信は、自民党閣僚経験者が「取り締まる側が、賭けマージャンをやっていたとなるともう持たない。近く辞めざるを得ないだろう」と語ったことも伝えている。