韓国トップの外国人専用カジノ事業者、パラダイスが、2020年1-3月に1,846.7億ウォン(約161.3億円)の売上を報告し、前年比では8.5%減、前四半期比では31.5%減となった。
新型コロナウイルスによって同社がカジノの営業を停止したのは3月23日であったために、今回の業績への影響は限定的だったが、休業前の世界的な渡航制限によって売り上げは確実に抑制された。
パラダイスは以前、3月の売上高が60.5%減少したことを報告していた。その後、4月にはさらに86.1%減少し79.3億ウォン(約7億円)となったことを明らかにしており、4月13日には済州グランド、そして残り3つのカジノパラダイス シティ、パラダイス ウォーカーヒル、釜山カジノを4月20日に再開したものの、短期的にはこの傾向が続くことはほぼ間違いない。
それにもかかわらず、親会社の株主に帰属する純損失は実際は、19年第1四半期の75.3億ウォンから20年第1四半期は24.6億ウォンに縮小した。またこれは、19年第4四半期の損失95.2億ウォンからは74.1%改善したことも意味している。