全国46都道府県にパチンコホールを展開する株式会社ダイナム(本社:東京都)は、各自治体による休業要請の業種指定解除を受けて、新型コロナウイルス感染防止対策を強化・徹底の上、5月7日より12県101店舗で営業を再開することを決定した。同社では、4月7日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されて以降、各都道府県のパチンコホール業種指定の休業要請を遵守し、指定日より対象地域の全店舗にて営業を休止していた。今回、全国で12県が5月7日付けで、業種指定を解除したことを受け、遊技機の間引き、県外遊技者の入場禁止、言葉を発しない形での接客応対など、店内対策を強化・徹底した上で、同日より対象地区の101店舗にて営業再開することを決定した。
親会社である株式会社ダイナムジャパンホールディングスは、2012年より香港証券取引所メインボードに上場している。カジノ向けスロットマシンの開発にも携わり、事業パートナーであるウェイケ・ゲーミング・テクノロジーと共同開発した「ダイナミックWシリーズ」の3機種が、昨年末からマカオのレジェンド・パレス・カジノで稼働を開始している。年初には10HKD前後で推移していた株価は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、3月下旬には6.74HKDまで急落していたが、その後じわじわ回復し、5月8日には7.86HKDまで戻している。