シカゴに拠点を置く建築設計事務所のスキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル(SOM)が、カンボジアの統合型リゾート、ナガワールドの35億米ドルの拡張プロジェクト「ナガ3」のデザインの新しい3Dイメージを公開した。
最近の設計への変更に光を当てた壮観なイメージは、プノンペンのスカイラインに高くそびえ立つ3つのタワーを映し出しており、その中の一つは市内最高地点となることが決まっている。
ナガ3の設計を説明する中で、SOMは、「ナガ3はこの先何年にもわたってこの街の最も重要なランドマークになる。建物は3つのタワーに分かれており、それぞれが穴がたくさん空いた共通のポディウム構造から立ち上がっている。最上階でタワーは、他では見られない街と川の眺望が楽しめる利用者専用のスペースによって再び接続されている。ノースタワーの最上部は空高く突き出しており、プノンペンの中での最高地点になる予定。
ナガワールドを運営するナガコープは以前、ナガ3は5つのタワーで構成され、総床面積は544,801㎡、ホテルロビー、ゲーミング施設、小売店、レストラン、テーマパーク、スパそして会議スペースが組み込まれた11階建のポディウムで接続される予定だと述べていた。追加のゲーミングスペースには、最大でさらに800台のゲーミングテーブルと2,500台の電子ゲーミング機が設置される計画になっている。
ナガコープはまたこれまでに、ナガ3の開発には、支配株主でCEOのチェン・リップ・キョン (曾立强)氏が50%の資金を提供し、50%は外部の資金調達オプションから調達され、それぞれの提供額が17.6億米ドルになることも明かしていた。