ブルームベリー・リゾーツは、マニラにあるIR、ソレアリゾート&カジノで仕事に復帰する準備を始める従業員の新型コロナウイルス感染歴を調べる迅速抗体検査を開始した。
ソレアは、ブルームベリーのエンリケ・ラソン・ジュニア会長兼CEOが所有する世界的大手の港湾運営会社、インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービスと共に、熱帯病財団(Tropical Disease Foundation:TDF)およびアヤラ・ヘルスケア・ホールディングス(ACヘルス)と提携して、従業員のスクリーニングを行うと同社は発表した。
ブルームベリーは、この抗体検査は2本柱の戦略を実施予定だと付け加え、迅速検査は、10分から15分以内に血液サンプル中の抗体を測定するポイント・オブ・ケア検査キットを通じて行なわれる。
リアルタイムPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)またはRT-PCR(逆転写PCR)マシンを通じて処理される2つ目の従来型のキットを使用するより精度の高い検査も、数日以内の実際の新型コロナウイルスの存在を検知するために使用される。
TDFとACヘルスの熟練の医療従事者が、検査プロセス全体を監督する予定。
ラソン氏は、「従業員は当社の最も大切な資産だ。この最も難しいフェーズを克服し、『ニューノーマル』に入ろうとする中で、我々はガードを下げることなくそれを行う。パンデミックの広がりに取り組む中で国内の医療インフラを助けるという当社の目的と一致する我々の集団検査への投資という決断は、我々自身、当社従業員そして彼らの大切な人々に、ソレアおよびICTSIが誇ってきた安全な労働環境が確保されているという安心感を与えることになる」と述べた。
ブルームベリーは月曜、豊富な情報を提供する動画シリーズ「ソレアストーリーズ」の開始も発表し、衛生、消防防災、身体的健康、料理といったトピックをカバーし、ソレアで各分野を担当する様々なチームが登場する同社の主なソーシャルメディアチャネルを通じて配信される。