ドナコ・インターナショナルが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行が進む中で、ベトナムのラオカイにあるアリストインターナショナルホテルのカジノ営業停止期間を7日間延長した。
ベトナムのグエン・スアン・フック首相は月曜、一部の社会的距離確保のための制限を今週中にも国内の特定の地域で緩和する可能性があることを示唆する発言をしていた。この首相の発言にもかかわらず、今回の延長となっている。
水曜にそのような措置に関する詳しい発表が政府から行われる予定である一方で、ドナコは火曜の報告書の中で、アリストを少なくとももう1週間休業し続けると述べた。
ドナコは、「当社としては、営業を再開した場合、現在の新型コロナウイルスの状況ではアリストのスタッフや来場者の健康と安全が危険にさらされることになり、それはドナコに長期的にマイナスの結果をもたらすことになると考えている。
カンボジアのポイペトにある当社のスターベガスカジノの営業も、政府の制限と合わせて一時停止を続ける。
当社取締役会および経営陣は、急速に変化する新型コロナウイルスの状況の展開を積極的に見守り続け、その都度最新情報を迅速に提供していく」と述べた。
ドナコは最近、同社が持つベトナムとカンボジアのカジノが休業を続ける間、毎月のキャッシュバーンは最大で90万米ドル(約9,683.78万円)になると予想していること、その結果1年以上存続できるだけのキャッシュを持っている計算になることを明かしていた。