MGMチャイナホールディングスは、執行役員兼会長を務めていたジム・ムーレン氏が木曜正式に退任したことを受けて、ビル・ホーンバックル氏を新会長に任命したことを発表した。
ムーレン氏は、契約満了の9か月前となる今週に入って、親会社のMGMリゾーツの会長兼CEOを即時辞任しており、今回の退任はそれに続くものとなる。同氏は以前、契約が満了し、後任が任命され次第同職を退く意志であることを発表していた。
続いてMGMリゾーツのCEO兼社長代理に就任したホーンバックル氏は、MGMチャイナのリーダーシップも担っており、マカオにある2つの統合型リゾート、MGMマカオとMGMコタイを監督する。
MGMチャイナはまた、ダニエル・テイラー氏を非執行役員に任命、そしてジョン・マクマナス氏を執行役員に再任命したことを発表した。
63歳のテイラー氏は、2007年から2019年まで投資会社トラシンダ(Tracinda)の幹部を務め、2016年4月からはMGMグロース・プロパティーズの役員を務めてきた。同氏は1998年6月から2005年4月まで、MGMスタジオのシニアエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めていた。