米国ゲーミング協会(AGA)は、水曜正午の時点でアメリカにある465の商業的カジノの全てが営業を停止することを発表した。
市長命令を受けてサウスダコタ州デッドウッドの商業的カジノが、国内で最後に営業を停止する。一方で全国に524ある部族経営カジノばたった16軒のみが営業を続ける。
前代未聞の大規模営業停止は、全体で64万9,000人いる米カジノ労働者のほぼ全てに影響を与え、カジノが2カ月間閉鎖したままになると仮定すると、経済から合計で435億米ドル(約4兆8,130億円)が失われると予想されている。
AGAはまた、米カジノ業界周辺でビジネスに影響を与えている最近のデータを明かしており、旅行者の28%が計画していた旅行を延期し、今後4カ月間に予定されていた会合やイベントの40%が中止、そして州が個別にレストランの営業停止命令を発し始める前でさえレストラン店内でのディナーは56%減少した。
Inside Asian Gamingがすでに伝えた通り、カジノ閉鎖には有名なラスベガス・ストリップを有するネバダ州の440のカジノ全てが含まれている。