韓国人によるギャンブルが許可されている韓国唯一のカジノ、江原ランドが日曜、新型コロナウィルスのために24時間営業を停止した。業務を停止したのは会社の歴史の中で2度目のこととなる。
経営陣は「新型コロナウイルスの全国での感染拡大のため」と述べた以外に営業停止に関する詳細を明かさなかったが、それによってアナリストたちは、1日の営業停止が韓国全土での新型ウィルス感染拡大の阻止にどう役立つのかという疑問を持つことになった。
JPモルガンはまた、近い将来にマカオで最近行われた15日間のカジノ閉鎖を真似てさらに営業を停止する可能性、または先週木曜の営業再開以来マカオのゲーミングフロアで設けられている50%のテーブル収容可能人数制限のような収容人数の削減を行う可能性を示唆した。
「また、外国人専用カジノが同様の措置を取るのかという疑問も残る。ただし、通常それらカジノの利用率はどちらにしても江原ランドの半分以下であるためにその可能性は高くないようだ」と述べた。
同カジノは2012年に、セキュリティー違反を受けて防犯カメラ確認のために1日営業を停止したことがあった。
JPモルガンは現在、2020年第1四半期の江原ランドの収益が前年比で4%減少すると予想している。2019年第四半期のGGRは3,620億ウォン(約334億円)だった。