フィリピンの統合型リゾート、オカダ・マニラは、1月のゲーミング粗収益が38.4億比ペソ(約83.48億円)となったことを報告した。全ゲーミングセグメントで取扱高が順調に増加したにもかかわらず、ゲーミング粗収益は2019年1月とほぼ同水準となった。
親会社のユニバーサルエンターテインメントが水曜に発表した数字によると、オカダ・マニラの1月のGGRは、VIPで勝率が前年同月の4.60%から3.27%へと低下したことによって伸び悩み、VIP取扱高が544.6億ペソへと9.7%増加した分は相殺された。その結果、VIP売上高は13.0%減の19.9億比ペソに落ち込んだ。
同施設は、マスでは幸運に見舞われ、マステーブル取扱高の3%の増加が、マス売上高の8.5%の増加に変換され、売上高は8,530億比ペソにのぼった。スロットマシン取扱高は163.9億比ペソへと35.5%の急増となり、売上高は9億9,600万比ペソとなった。
オカダ・マニラでは1月、来場者数が11.5%増加し、526,064人が同施設を訪れた。