マカオのVIP事業者、サンシティグループは、現在実施されているマカオでのゲーミング営業の15日間一時停止の全期間について、従業員に特別有休を与えるという。
従業員向けに作成されたビデオメッセージの中で、サンシティグループのアルヴィン・チャウCEOは、「2月5日から19日の間の休みは、特別有給扱いとなる。当社では、年次有給休暇との相殺も、給料を減額することもしない。どの社員に対しても、無給休暇を取るよう頼むことはしないので、心配しないように」と説明した。
チャウ氏は、サンシティグループにはこの嵐を乗り切るための健全な財務ベースがあること、そしてマカオ政府の新型コロナウィルス流行との闘いを支援していくつもりであることを強調した。
それと同時に、サンシティは、従業員のために合計40万枚のマスクを購入したことを明かした。
マカオの41全てのカジノ、スロットマシン店およびVIPルームは、賀一誠行政長官の命令を受けて2月5日から15日間営業を停止している。