春節休暇全7日間の訪マカオ旅客数が前年比78.3%減という大幅な減少となり、新型コロナウィルスが、マカオのゲーミングおよび観光関連事業者にゴールデンウィーク中の絶望的な結果をもたらす結果となった。
マカオ政府観光局が金曜に公表した最終的な数字によると、ゴールデンウィークにマカオへと入境した人は、2019年の1,213,487人からたった261,069人へと激減した。旅客数の減少は週が進むにつれて益々明白となり、ゴールデンウィーク2日目の57,838人から、7日目にはたった17,865人にまで落ち込んだ。
マカオ当局はその週、中国からのウィルス拡大を防ぐことを狙いした一連の対策を発表し、過去14日間に湖北省を訪れた人は全員入境禁止、1日に60便以上あるマカオ‐中国間の航空便はキャンセルに、そして複数のバスおよびフェリーサービスが制限された。
その結果、旧正月中の中国大陸からの旅客数は昨年同期間の899,290人から149,244人へと83.3%の激減となった。中国大陸からはゴールデンウィークの最初の2日間各日に、3万人以上がマカオを訪れた一方で、7日目はたった9,664人にまで減少していた。