ギャラクシーエンターテインメントジャパン(GEJ)は、今週横浜での300人以上の業界関係者に向けたプレゼンテーションの中で、健全な財務状況の強みを強調しながら、同社が地域コミュニティとの連携を重視していることを強く主張した。
「第1回[横浜]統合型リゾート産業展」(2020年1月29日(水)・30日(木)、パシフィコ横浜)のオペレーター講演の中で、岡部 智 氏(日本地区総支配人)は、同社の強みとして、「財務体質の良さ、地域の人々との連携を重視している点、パートナーシップを重要視している点」の3つを挙げ、日本IRへは多額の投資を見込んでおり、財務体質の良い同社は日本における投資が出来る体力があると説明した。
オペレーターとしては「地域のコミュニティーへの持続的な貢献を重要視しており、社会的な課題を含め、住民の対応、地域の企業とのコラボレーションを含め、『社会からライセンスを頂く』と考えている」と述べた。
テッド・チャン氏(日本地区最高執行責任者)は「ギャラクシーは他には追随を許さないマーケットモデルを誇っている。マカオでは素晴らしいリゾートを開発した。地元コミュニティは素晴らしいパートナーだ」と述べ、日本でも地元企業やコミュニティを大切にすることを強調した。
また、ギャラクシーが日本で目指すIRとしては「ヨーロッパ、アジア、そして日本の最高峰のものをしっかりと組み合わせ、日本に特化したIRを作っていきたい」と意気込みを語った。
ギャラクシーとパートナーシップを結ぶモンテカルロ・ソシエテ・バン・ドゥ・メール(SBM)より、ジャン=ルイ・マジュレル氏(マネージングディレクター)は、モンテカルロでのIRの長い歴史を紹介し「IRは単にIRだけではない。それ以上の意味がある。文化だ。夢と楽しさと美しさがあるべきところであり、それを日本にもたらしたい」と熱く語った。
ギャラクシーは、横浜でIR開発を目指すことを表明している海外事業者7社の1社。