マカオ政府が死に至ることもある新型コロナウィルスの拡大防止対策を継続して強化する中、マカオのカジノ業者は、合計で405のゲスト用入口と47の従業員用入口で体温チェックを実施している。
水曜にマカオでの初の感染例が発表されたことを受けて、マカオのゲーミング規制機関であるゲーミング監察協調局(DICJ)は文書を発表し、「全てのゲーミング企業が継続してカジノででの感染症予防・管理対策を強化すること、武漢の新型コロナウィルス肺炎の展開を注視し、感染症に関する変化に対応してマカオ政府が実施する予防・管理対策に積極的に協力するよう強く要請する」と述べた。
DICJは、1月に入ってマカオのカジノ事業者に対して、従業員への感染症に関するあらゆる情報の普及、全ての施設入り口への体温監視装置の設置、従業員及び顧客の体調監視、そして熱の兆候を示す人物の存在開示を求める指令を出していた。
また、事業者による追加の体温検知装置の購入支援も約束していた。
水曜の文書の中でDICJは、装置が405のゲスト入口と47の従業員入口に設置されたと述べ、安全対策の実施は間もなく始まる旧正月期間にゲストが安心して楽しめるようにすることを狙いにしていると付け加えた。
また、空港、国境検問所およびフェリーターミナルを含むマカオの全ての入境チェックポイントでは、体温スクリーニングも導入されている。