マカオ政府統計局(Statistics and Census Service:DSEC)が今週発表した情報によると、2019年、マカオは前年比10.1%増となる合計39,406,181人の訪問客を迎えた。
この増加を主に後押ししたのは日帰り客の増加で、20.0%増の20,773,482人にのぼった。逆に、客室数の制限によって、宿泊客はたった0.8%増の18,632,699人にとどまった。訪問客の平均滞在日数は横ばいの1.2日間で推移した。
2019年、国別では、中国からの旅客数が27,923,219人へと前年比で10.5%増加し、珠海市(3,246,957人)と広州市 (2,284,292人)がそれぞれ45.9%と19.5%の増加となった。韓国は前年比16.2%増の7,354,094人、台湾は0.2%増の1,063,355人だった。
港珠澳大橋は、初めて年間を通じて運用されたこの年、全旅客数の13.7%に貢献し、5,381,058人が橋を利用した。しかしながら、フェリーでの旅客者数は6,267,619人へと39.5%の急減となった。
2019年全体としては旅客数は増加したものの、12月は実際3,083,406人へと13.6%減少しており、その中で中国からの旅客数は14.5%減少していた。韓国、香港、台湾からの旅客数もそれぞれ39.3%、3.9%そして14.3%と軒並み減少していた。