ベトナム当局は、中国公安部と珠海警察と協力して、30億元(約482億円)以上に相当する違法インターネット賭博営業を行なった容疑で395人を逮捕した。
中国国営メディアの新華社通信によると、容疑者たちはベトナムのハイフォン市で逮捕され、そこでは提携する21の犯罪集団の集まりが10棟以上の共同住宅を借り、そこを拠点に187のギャンブルサイトを開設していた。
ドメイン名には「グランド・リスボア・マカオ」が含まれており、マカオで最も有名な統合型リゾートの1つの名称が利用されていた。新華社は、独立して営業する8つのウェブサイトに分けられていたグランド・リスボア・マカオのドメインが最大額の資金を扱っていたと報じた。
この事業は、深センと恵州にいた5人のグループが2017年に開始し、2018年にベトナムに移ったと言われている。ハイフォン市出身の多数の市民が雇用され、この犯罪集団のために働いていた。
新華社は、当局が先週、1,279のアリペイおよび銀行口座を凍結し、254万元(約4,080万円)の資金を押収したと伝えた。