フィリピンで電子ゲーミング店を運営するフィルウェブ・コーポレーションは、2020年2月1日からブライアン・ウ(Brian Ng)氏が新社長に就任することを発表した。
現在フィルウェブでゲーミング部門のシニアバイスプレジデントを務めるウ氏は、デニス・バルデス氏の辞任を受けて、先週同職に選任された。バルデス氏は、ブティック不動産開発会社のアルファランド・コーポレーションに移ることを明かしている。
アルファランドは、ロベルト・オンピン氏が94%を所有する。同氏は、フィルウェブの元オーナー兼CEOで、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が「新興財閥」と名指しし、フィルウェブのゲーミングライセンスを取り消したことで、2017年に持株の売却を余儀なくされた。
ウ氏の昇進について、バルデス氏は、「我々は、ブライアンが社長職に選任されたことを非常にうれしく思っている。過去数年間のゲーミング事業の有能な采配は、特に、我々がeカジノとeビンゴの両方で活動し続けるにあたって、フィルウェブを新たな高みへと連れていくというタスクに、彼が新たなアイデアや新しいエネルギーをもたらしてくれるということを確信させてくれる」と述べた。
フィルウェブは現在、フィリピン国内で、66のeゲーム店、そして23のeビンゴ店、合わせて89の電子ゲーミング店を所有または運営している。