ウィン・リゾーツが、最高経営責任者のマット・マドックス氏の契約を2022年12月までさらに3年間延長したことを発表した。
信用が失墜した元会長兼創業者のスティーブ・ウィン氏の退任を受けて、2018年にCEOを引き継いだマドックス氏は、それ以来18カ月間、ウィン・リゾーツ取締役会の包括的な刷新など、事業の再構築を監督し、高い評価を得ている。
フィル・セートレ会長は、「マット・マドックス氏は最も難しく、苦しい状況の中、上手く会社の舵取りをしてくれた。堅実な戦略計画と資金基盤を再構築しれくれたことで、ウィン・リゾーツは、私自身を含めた取締役員が著しい成長と成功の期間になると考えるものを楽しめるまでになった。今年だけでもマドックス氏と彼のチームは、アンコール・ボストンハーバーのオープンを成功させ、全面改装によってウィン・リゾーツに再び活気を与え、ウィン・ラスベガスのコンベンションセンターの拡張を完了させ、成長とイノベーションへの人もうらやむパイプラインを与えてくれるマカオのウィン・パレスのクリエイティブな拡張計画を固めてくれた」と述べた。
この新たな雇用契約の条件の下で、マドックス氏は前回の雇用契約と同額の役員報酬およびボーナスターゲット報酬を受け取る。この条件で同氏は2018年に合計1,710万米ドル(約18億7,192万円)を稼ぎだし、そのうちの190万米ドルが基本給だった。
ウィン・リゾーツは、この契約はまた、10万株という目標数で、パフォーマンスベースの譲渡制限付株式の支給も規定しており、株式の権利確定はあらかじめ決められた財務業績と今後3年間での戦略目標の達成によって決まると述べた。